視力低下起こす加齢黄斑変性 薬剤で視力の維持・改善が可能に

 目の網膜の中心部にあり、物を見るのに重要な役割を果たす「黄斑」が、加齢により傷むのが加齢黄斑変性(AMD)だ。2008年以降、注射薬による新たな治療法が導入され、一部の患者では症状の改善が期待できるようになった。日本大学病院(東京都千代田区)アイセンターの島田宏之客員教授に聞い…