女性に多い顔のしみ―肝斑 レーザー治療で悪化も(日本医科大学付属病院皮膚科 船坂陽子教授)
顔に現れるしみと呼ばれる色素疾患には老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)などがあるが、「肝斑(かんぱん)」もその一つだ。頬骨の上に左右対称に現れる境界が不明瞭な茶色の色素斑で、女性に多く見られる。しみは大きさや形、位置などがさまざまで、皮膚科医でも鑑別が難しいこともある。日本医科大…