見え方多様な色覚障害 暮らしやすい環境づくり必要

 赤色と緑色などの色の区別がつきにくく、日常生活に支障が出ることもある色覚障害。「色が分からない」「白黒に見えている」とよく誤解されるが、必ずしも色覚が劣っているわけではなく、普通の人が見分けにくい色を識別できる人もいるという。東京慈恵会医科大学(東京都港区)解剖学講座教授で自身…