乳幼児に多い川崎病 原因不明も治療法は進歩

 乳幼児を中心に、全身の血管に炎症が起きて、発熱や発疹、冠動脈障害などを引き起こす「川崎病」は、1967年に小児科医である川崎富作氏が学会誌で発表して知られるようになった。70年から2016年末までの患者数は累計で36万人以上に上るが、いまだに原因は分かっていない。自治医科大学(…