診療情報共有の落ち度が指摘された裁判例の教訓
医療現場では、院内の各部門や他の医療機関との間で、様々な診療情報のやり取りが行われている。その過程で、情報の確認漏れなどによって診療面で思わしくない結果が生じ、患者側との間でトラブルになることがある。裁判に至った事例を基に、現場での対応などについて医療側弁護士の平井利明氏に解説し