避けられぬ電子カルテの価格高騰、クラウド化もコストカットに資せず
大学病院で使用する電子カルテシステムの価格が高騰している。電子カルテの契約は年単位の長期ローンを組んでの支払いとなるが、国立大学病院長会議は2025年3月、2024年までの単年支払いが平均5.7億円(国立大学30病院の平均値)だったのに対して、それ以降の単年支払いは10年かけて40%増加し、7.9億…