誤嚥性肺炎の抗菌薬治療、「嫌気性菌カバー」は必須?

この連載では最近、誤嚥性肺炎の診断の難しさと、それを解決するための新たな視点やアルゴリズムについて紹介してきました。では診断後、抗菌薬治療についてはどうでしょうか。「嫌気性菌カバーのため、スルバクタム・アンピシリンを用いる」と反射的に対応してしまうことも多いのではないでしょうか。