【書評】本田由紀「教育は何を評価してきたのか」:裏エピソードとしての教育史と言葉の関係

今回読んだのは、2020年1月に出版された本田由紀先生の「教育は何を評価してきたのか」。あとがきに著者自身が書いている通り、新書にしてはかなり専門的な内容で、且つ著者の最近の研究の集大成のような内容になっているそう。 学部で教育学を専攻していて、そこで教育社会学を少しかじった身としては、「本田由紀」とい…