【書評】千葉雅也「勉強の哲学ー来たるべきバカのために」:何も話せない、ということはない

今回読んだのは、2017年に出版された千葉雅也さんの「勉強の哲学ー来たるべきバカのために」。東大・京大でいま一番読まれている本という帯の付いた本で、一度は装丁をみたことがある方も多いのではないでしょうか。この本自体は実は出版された直後くらいから知っていたものの、なかなか機会がなく読んでいなかったのです…