産廃屋の思い出/(2)扉に穴

《2008年7月の記事を書き直して再録》 産廃屋の思い出は、なにしろ随分前の話だから、一つ一つの出来事は鮮明に覚えているけれど、順序や時間の経過などが殆ど記憶に残っていない。 それで、これから紹介するノダさんという人が、いつ頃入って来たのか良く思い出せないものの、この人も最初はやたらと腰が低く、私よ…