第18話 夕陽と鏡

私はその日 夕陽の中に立っていた その二本の足は長いこと陸上競技に使われていた。 常にトラックを走り抜けタイムを縮める事に情熱を使っていた。 「彩ー今のタイム良かったんじゃなーい?」 まゆこが走り終えて息を切らしている私のそばまで走ってきた。 顔をあげてマネージャーの方を向くと三本の指が立っていた。 「ほ…