第3話 基本はあいさつ

いよいよ仮住まいのホテルを出てこれから3年間生活する レジデンスへ。 夫が出勤した後、まず私はお隣へ引っ越しの挨拶に行きました。 緊張しながらドアベルを押す。 (ドアスコープに映る私はたぶん出稼ぎのベビーシッターかメイドに思われたに違いない。) 後でわかったことだが、その家はメイドを雇うこともなくベビー…