読書で世界旅行#8 ドイツ 言葉の乱れを嘆く

『読書について』という本をめくったら、次のようなフレーズが並んでいた。 読書は、読み手の精神に、その瞬間の傾向や気分にまったくなじまない異質な思想を押しつける。(p.9) 多読に走ると、精神のしなやかさが失われる。(p.10) 読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人にゆだねることだ…