085. 婚活パーティー【体験】渋谷で憧れの職業編(5)

数名とトークタイムを終えて、いよいよ8番の席に向かう。 例の客室乗務員がいる席だ。 「失礼します」 「こんにちは!」 彼女は最高の笑顔で迎えてくれた後、僕を正面に見据えたまま、しばらく視線を外さなかった。 見まごうことのない美しさ。 僕はその間、魂を絡め取られでもしたかのように動けなかった。 10秒くらいあ…