『ブラッド・スクーパ』美しいから強いという原則をひたひたと感じます

正義とか美しさとか強さとか、それらお互いに関連がありそうでなさそうな要素をつないでいくような小説が『ブラッド・スクーパ(The Blood Scooper)』でした。正義だから美しい、美しいから強いというような原則を感じられる作品です。 前作の『ヴォイド・シェイパ』は自身の正義を遵守して本質に触れていくような展開で…