『家に棲むもの』身近に得体の知れないものがいる恐怖感

当たり前だと思っているものは、実は怖いものかもしれない。 身近にいる存在が実は得体の知れない存在だと分かる…そんな物語のある小説が小林泰三さんの『家に棲むもの』です。7編の短編集です。 人間は「見たくないものを見られなくするフィルター」を無意識に作れる生物だと思います。世の中は不都合な真実が溢れている…