【ネタバレ感想】山崎貴監督『ゴジラ−1.0』と「政府」と「民間」と「コロナ」と「東京五輪」と「ナショナリズム」

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』は「民間」が一つのキーワードとなっている。 本作は戦後直後の日本、つまりは「政府が最も機能していない時代にゴジラが上陸したら…」がコンセプトになっている。これだけでも十分面白そうではあるが、パンフレットなどを読むと制作期間中にコロナ禍が始まり、その際に政府が機能せずに民間任せ…