林先生とのこと(その1)

大学時代、私は、林竹二先生の教育哲学「ソクラテス」の講義を早々と脱落してしまった。田中正造関係の本からだったろうか入学時から林先生の時間を楽しみにしていたのだが、ただその時間に顔を出すだけでソクラテスに近づくどころかどんどん遠のいていき、ついて行けなくなったのだ。ふりかえると、「学ぶこととは何か」…