稲敷境島のあらいやオートコーナーを小説風に紹介してみた!

冬もすっかり鳴りを潜めた初春の頃。 のっぺりとした畑や田んぼに囲まれた国道沿いに、甲高いブレーキ音を発する一台の車が、タイヤ痕を残して急停止した。 美由紀の激高は、最高潮に達していた。 「もっと必要だって言ってるでしょ!」 敷島の制止を振り切って、美由紀はNBOXから飛び出した。これ以上ない腕力で扉を閉め…