柴崎友香『わたしがいなかった街で』

『寝ても覚めても』が「おおっ」と思わせる小説だったので、『きょうのできごと』を読み、さらにこの『わたしがいなかった街で』も読んでみたのですが、この『わたしがいなかった街で』も「おおっ」と思わせる小説ですね。 主人公の平尾砂羽は大阪出身の36歳で、最近離婚して東京の墨田区から世田谷区の若林に引っ越してき…