テリー・ギリアム監督「ゼロの未来」990本目

みんな「未来世紀ブラジル」に近いものを期待して見に行くと思うんだ。そうするとがっかりするかもしれない。通りすがる人たちの服装は、こっちのほうが派手。主人公が住む家も、ずっとデコラティブです。 でも映画全体を包むのは、強い無常感。終わりに近づきつつあるという感覚。そういうものを勝手に読み取ってしまうの…