「本当の戦争の話」と「本当でない戦争の話」 ティム・オブライエン『本当の戦争の話をしよう』感想 

本当の戦争の話をしよう (文春文庫) 作者:ティム・オブライエン 文藝春秋 Amazon 「本当の戦争の話」とは”無意味”である 「本当でない戦争の話」とは”救済”である 「本当の戦争の話」とは”無意味”である そう思った。 この「無意味」とは「空虚」というニュアンスではない。 逆に、あらゆる意味の混淆、意味の闇鍋状態によ…