『夢酔独言』 百一話 小吉の乱心

『夢酔独言』 百一話 小吉の乱心 37歳の春、あまりに素行が悪いせいで、隠居した小吉。あとは麟太郎の出世を見守るばかり、と思っていましたが、頼みの綱の麟太郎の元主(もとあるじ)、初之丞様が亡くなられます。 がっくり落ち込む小吉…だったらまだよかったのですが、がっかりを通りこして、暴れだします。