ちいさな星のための [前編]

1996年の映画「ロミオ+ジュリエット」は、シェイクスピアの戯曲を現代のマフィア抗争におきかえて描かれた意欲作であるが、クレア・デインズ演じるジュリエットがベッドでひとり愛しいロミオ(若きレオナルド・ディカプリオ)に思いをはせるシーンで流れる音楽は、スウェーデンのミュージシャン、スティーナ・ノーザンスタ…