風と、光と・・・
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葛原妙子13
十字架を組みたる材はなにならむ荒れたる丘の樫のたぐひか『原牛』『葛原妙子全歌集』(砂子屋書房)の中にこの短歌を見つけた時、私は、妙子が「樫」というのをどういうところから発想したのだろうと考えた。そこで聖書の中で樫の木がどのように記されているのかを調べた。そして、イザヤ書に出てくるものを見つけた。お…