風と、光と・・・
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葛原妙子52
夏至の火の暗きに麦粥を焚きをればあなあはれあな蜜のにほひす 『鷹の井戸』 葛原妙子の第八歌集『鷹の井戸』の「覚えがき」には次のように記されている。 このたびの新しい歌集のために、私はかねてから「夏至の火」(一九七三年作三十首の題名)という集名を考えていたのであったが、この名は詩人、入澤康夫氏の第二詩集…