風と、光と・・・
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ソーニャ7 − ドストエフスキー『罪と罰』
兄はひとりきりではない。彼女、ソーニャのもとへ、兄は最初に懺悔にやってきた。兄は人間が必要となったとき、彼女のなかに人間を求めた。彼女は、運命のみちびくまま、どこへでも兄の後について行くにちがいない。(岩波文庫『罪と罰 下』p350) やはりこの言葉は、この言葉だけで記しておきたい。