▶ 手紙は宛先に届くのか? ラカンとデリダの対立から考える(2)

上記 ( 前回 ) の記事からの続き。 a. 先に述べましたが、手紙の受取りが上手くいかない場合がありえるように象徴空間が十分に構造化されていないのであれば、事態はどうなるのでしょう。言語を媒介にした対人関係としての象徴空間においては、手紙という記号表現とその行程は人間関係という結びつきを保障するはずだと精…