▶ ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 3 〉

前回 ( 上記 ) の記事の続き。 5章 悪の出現 ようやく、ここにきて『 白いリボン 』におけるハネケの無意識的狙いを哲学的に解釈出来ますね。そのためには、ハネケの『 ファニーゲーム 』を念頭に置いておく必要があります。『 ファニーゲーム 』は通常は大雑把に暴力的映画として語られてしまうのですが、この映画は暴力…