▶ スタンリー・キューブリックの映画『 アイズ ワイド シャット 』( 1999 )を哲学的に考える〈 2 〉

上記 ( 前回 ) の記事からの続き。 5章 〈 夢 〉という現実 キューブリックが面白いのは、夢や幻想を現実であるかのように仕立て上げる所です ( 例えば『 博士の異常な愛情 ( 1964 ) 』のラストなど )。正確に言うならば、夢がそのまま現実へと滑らかに接続されているので、それが夢であったのかどうか分からない …… とい…