▶ パゾリーニの映画論『 ポエジーとしての映画 』について哲学的に考える〈 1 〉

▶ Chapter 1 言語学的記号論ではない〈 映画記号論 〉 [ 1 ] ピエル・パオロ・パゾリーニが1965年に映画論『 ポエジーとしての映画 ( Il cinema di poesia ) 』を発表した時、クリスチャン・メッツを初めとするアカデミックな言語学者兼映画理論家たちから、その言語学解釈の非厳密性を批判されるという事がありました…