▶ パゾリーニの映画論『 ポエジーとしての映画 』について哲学的に考える〈 3 〉

▶ Chapter 3 "語り" の映画ではなく、"語られるもの ( 詩 )" としての映画 [ 1 ] パゾリーニが、メッツのようにパロールの映画ではなく、詩の映画について述べる時、そこで言われているのは、"話された言葉" の理解を巡っての散文性と詩の二極の解釈の違いというような言語学的定義に関するもの ( それはメッツの方の拘…