本の背骨が最後に残る(斜線堂有紀)

「本の背骨が最後に残る」「死して屍知る者無し」「ドッペルイェーガー」「痛妃婚姻譚」「『金魚姫の物語』」、「デウス・エクス・セラピー」「本は背骨が最初に形成(でき)る」からなる短編集。特に好きだと思ったのは、表題作と「死して屍知る者無し」だった。 ◼️表題作「本の背骨が最後に残る」紙の本が無くなり物語を…