【読書感想】ほうかごがかり / 甲田学人

ある日、目立たない小学生である啓は黒板に「ほうかごがかり 二森啓」と書かれていることに気づく。誰かのイタズラだろうと思い帰宅するが、夜中、不快な音に目覚めさせられる。隣の部屋からその音はしていて、寝ている母親が起きて騒いでいないのが不自然に感じ襖を開けると、通っている小学校の屋上に続いていて、無理や…