ヘーゲル『実践哲学』の導入部分から

こちらのつづき nainaiteiyan.hatenablog.com 前回は『人倫の体系』と『精神現象学』との関係性についてまとめた。 ヘーゲルはイェーナ期においてフィヒテ、ホッブズ、シェリングの哲学から吸収しつつ独自に解釈し直す方法で、1807年に『精神現象学』を発表した。 ホネットは、「承認」について、ヘーゲル『精神現象学』の…