松本卓也『狂気と創造の歴史 プラトンからドゥルーズまで』読了

この本は医学部を出て研修医を経験し、その後医学博士となった人が書いたものである。 僕は昨年、認知行動療法を受けていた頃から、哲学・文学・芸術と精神疾患には親和性があると感じていた。 本書は特に統合失調症が根幹となっている。 内容は難しいものの、新しい知見をところどころで吸収できた。 僕は今年になってヘ…