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読書日記48
大竹文雄『競争社会の歩き方』中公新書(2017年)を読む。 この本を読むことはある意味苦痛でもある。 著者は今流行りの「行動経済学」の学者である。 冒頭からいきなり転売行為を論理的に擁護する。 可能な限り私的な感情を排除すると、著者の論理は妥当に見える。 コンサートチケットの転売問題は、経済学の視点から見れ…