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読書日記156
ダニエル・C・デネット『自由の余地』名古屋大学出版会(2020年)を読む。 自由意志問題の名著である。 僕は本書のとある話に夢中になった。 アナバチはコオロギを仕留めると、巣の入口まで運ぶ。 そのあとコオロギを入口に置いたまま巣の内部を確認したらコオロギを巣のなかに入れるのだそうだ。 ここで人間が、アナバチが…