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読書日記196
蓮實重彦『表象の奈落 フィクションと思考の動体視力』青土社(2018年)を読む。 著者によれば、ドゥルーズは『記号と事件』(河出文庫) のなかで「プラトンを超えることはもはや不可能」であると述べているみたいである。 池田晶子氏は、逸脱不可能な哲学の台本は2000年前に既に完成した、と書いている。 それほどに、完璧な…