読書日記262

神代健彦『「生存競争」教育への反抗』集英社新書 (2020年) を読む。 端的に言えば、「教育には限界があるので、日本を変えるには教育だ、と安易に言わないで」ということを訴えている本である。 格差や日本の政策についていろいろと考えさせられる本である。 1月に読んだ『格差という虚構』(ちくま新書) では、著者はまず…