読書日記282

野口雅弘『忖度と官僚制の政治学』青土社(2018年)を読む。 現代の日本は、度々官僚や政治の問題などがニュースで取り上げられる。 著者によれば、政治思想史の研究者たちが官僚制について書くことはあまりなかったとされる。 官僚制は近代化によって必然的に生まれた制度であるとされる。 それは膨大な「書類」によって秩…