読書日記348

アドルノ/ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』岩波文庫を読む。 本書の存在はだいぶ前から知っていたものの、解説書を読んで分かった気になっている自分に嫌気がさして読んでみることにした。 第一章は合理性と現実との絡み合いについて論じられている。 デカルト以後、近代ヨーロッパは科学的知見から神話を破壊した。 その後…