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読書日記357
クリストフ・リュトゲ『「競争」は社会の役に立つのか:競争の倫理入門』慶應義塾大学出版会 (2020年) を読む。 20世紀を代表する哲学者ラッセル、ロールズ等の見解を吟味しながら過去の政治学、経済学を横断して全体をまとめあげる壮大な入門書である。 序盤では「競争」と「闘争」を区別する。 競争はルールに基づく争い…