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とある多読派論者=ショーペンハウアー往復書簡
・・・私はかつて、読書を「自己形成の最高の手段」と信じて疑わなかった。月に数十冊を読み漁り、積んでは崩し、次から次へと新刊に飛びつくことに、ある種の誇りすら抱いていた。しかし、この小説を読んだとき、私はまるで自分自身が書かれているのではないかと錯覚した。ページの向こう側に佇むのは、まさしく「今の私…