心に刻まれた和歌 ~悲しみの中に見出す希望~

この世は悲しみを土台とする「現世」であると説く一首の和歌。一見、悲観的に思えるその一節が、なぜ絶望の淵にある人の心を救うのか。徳川家康の遺訓や『論語』の「任重而道遠」にも通ずる「不自由を常と思う」逆転の発想を紐解き、悲しみの中にあるからこそ輝く、かすかな喜びの尊さと生きる勇気を静かに見つめます。