夏川草介『スピノザの診察室』(水鈴社)/小川哲『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社)

朝ドラ「虎に翼」がとてつもなく面白い。 憲法14条の条文の朗読から始まったこのドラマ。戦前戦後の男女同権という重いテーマを扱いながらも、笑いあり・涙ありのとんでもないエンタメ作品に仕上がっている。特に昨日放送分のラストは感動した。NHKのドラマってこんなにすごかったんだ(ごめんなさい)。 各種配信サ…