佐藤いぬこのブログ
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獅子文六『やっさもっさ』の時代
昭和のユーモア作家・獅子文六の『やっさもっさ』(昭和27/1952『毎日新聞』連載)は、「国は敗れ、山河とパンパンだけ残った」頃の横浜を描いた小説です。舞台は、〈混血児の孤児院〉。先日、その孤児院をイメージさせるカラー写真を見つけたので、紹介させてください。 『やっさもっさ』と混血児の孤児院 まずは『やっ…