STORY 6-① by Ayaka

「どうしたんだ?帰らないのか?」 「………………」 夜。町中のコンビニの前で、少女は座り込んで携帯をいじっていた。 「中学生だろお前。もう10時になるぞ」 「帰りたくないんで」 少女は誰が見ても明らかに、暗い表情をしてふさぎ込んでいた。 「なんでだ?」 「帰ったら、父さんの連れてきた大人の男の人に体を触られる……