戦国時代の京都について~その⑦ 天正法華の乱・畿内を暴れまくった一向一揆

先の記事で触れた通り、京の自治権がピークに達したのは、1530年代である。この頃何があったかというと、畿内においては一向宗が暴れまわっていた。なぜ一向一揆が暴れまわっていたかというと、幕府の混迷のせいなのである。 応仁の乱以降、幕府は弱体化し、将軍位の座は不安定なものとなっていた。更に1507年に発…