生物科のヒト

春が来たというのに、連日雨続きで頭がつかえそうなほど雲が低い。これじゃあせっかく満開の桜も散ってしまうだろう。 叡電に揺られて外を見ていると、ときどき晴れ間がのぞいて壮大な虹がかかったりする。「おっ」と思うと、数分もすればまた灰色。まるで教授の圧政に苦しんだ研究室時代のようだ。 曇天下の桜 春休みの今…